インプラント
- 精度の高いインプラント治療
専用のシミュレーションソフトで解析し、3D画像でインプラントを入れる位置を決定できるため、より精度の高いインプラント手術を実現できます。 - より安全なインプラント手術
事前の3D解析によって導きだされた、最も最適な位置・深さに確実にインプラント体を入れることができるため、神経や血管を傷つけることなく安全にインプラント手術を行うことができます。 - 負担の少ないインプラント手術
高い精度の細やかなシミュレーションが事前に完了しているため最小限の切開で済み、手術時間が短縮されるとともに手術後の回復も早めることができます。
歯周病や虫歯などが原因で失ってしまった歯の機能を回復させる治療法の一つにインプラント治療があります。
インプラント治療は、失ってしまった歯の部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取りつける治療法です。
インプラント埋入手術に伴う不自由さ痛みの程度、およびその継続期間は臼歯の抜歯と同じくらいと考えて下さい。埋入手術は局所麻酔下で行います。顎骨を露出し、そこにインプラントを埋入し傷を縫合します。やがてインプラントは周囲の骨と結合し、安定します。
インプラントと骨が結合するまでの間、定期的に健診を行い、インプラントの状態をチェックします。約6~24週間でインプラントは周囲の骨と完全に結合されます。その後にヘッド部を装着しますが、ストローマンインプラントでしたらこの段階での2回目の手術をしなくて済みます。
万全の治療環境
歯科用CTによる精密診断
CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称で、コンピュータ処理により撮影データを3次元の立体画像として構築することで、骨の状態などを正確・高精度に診断できる装置のことをいいます。
従来のレントゲン画像は、2次元の平面画像でしか歯や顎の骨の様子を見ることが出来ませんでしたが、歯科用CTを用いることで、3次元の立体画像として情報を得ることが出来るため、歯や顎の骨の状態はもちろんのこと、神経や血管の位置なども詳細に把握するできるようになります。
当医院では、インプラント治療の他、親知らずの抜歯や歯周病治療、根管治療、歯根の破折の診断などにも用いています。
歯と顎の骨の形状、神経や血管の位置を正しく把握することでより確実に、そして安全性を高めることができます。
ストローマンガイドシステム
ストローマンガイドシステムとは、コンピュータ上で精密な術前シミュレーションを行った上でサージカルガイドを作成し、安全と診断された部位に確実に、寸分の狂いなくインプラント埋入を行うことで、より安全に最小限の切開でインプラント治療を行えるようにするためのシステムです。
コンピューターによるシミュレーション通りに治療を進めることができるため、精度が高く、症例によっては切開なしでインプラント埋入が可能なこともあるため、出血や腫れが最小限に抑えられるのも特徴です。
ストローマンガイドシステムの特徴
徹底した感染対策
インプラント治療が失敗してしまう原因の一つに、「インプラント感染症」が挙げられます。
インプラント感染症の原因としては、インプラント手術後のケア不足や患者様の身体の免疫力の低下など、患者様ご自身の問題によるものもありますが、インプラント手術中の歯科医院の衛生管理が不十分であるために引き起こされるものもあります。
衛星管理が不十分な器具や材料を使用していたり、空気中にほこりや細菌が舞っている状態でインプラント手術を行ってしまうと、インプラント感染症の原因となるのです。
当院ではそのような歯科医院での感染を防ぐため、空気清浄機はもちろん、使用する器具の滅菌を徹底するとともに、術中や術後の適正な薬の投与により、感染症によるインプラントの脱落等を予防しています。
インプラント治療の流れ
診断と治療計画
レントゲンと歯科用CT解析による十分な診断の後、インプラント治療に関する説明をいたします。
インプラント治療は専門のトレーニングを受けた歯科医師のみが行います。
インプラント手術
局所麻酔の上、チタン製の小さなねじのような形状のインプラントを、事前に作成したシミュレーションガイドの従って顎の中に埋め込みます。
インプラントと骨がくっつくのを待つ
インプラントと骨がしっかりとくっつくまで、約6~24週間かかります。
この期間、一般的にはインプラントの上に仮歯を入れておきます。
※骨の状態など、様々な条件により異なります。
歯の装着
手術1回式のインプラントなら、ここで人工の歯を取り付けます。
手術2回式のインプラントの場合はここでもう一度手術をして、インプラントの頭を出さなければいけません。
インプラント治療の終了後はホームケアが大事ですので、半年に1度は定期検診を受けましょう。